専業主婦ママこそ資格をとろう!

もはや世間的には少数派の専業主婦。

私もその一人でしたが、家事育児の合間に1年間勉強をして、昨年度難関国家資格に合格できました。

この記事では、資格取得に興味があるけど、あと一歩が踏み出せないママへ、資格取得をおススメする理由を書いていきます。

この記事はこんな方におすすめ!

専業主婦ママだけど、育児をしながら資格取得に挑戦したい!と思っている人

目次

専業主婦ママにこそおすすめしたい!

皆さん、様々な事情で専業主婦ママを選択しているかと思います。

しかし、私が専業主婦をしていた時に感じていたのは、

「専業主婦に対する世間的認知は厳しい」

ということです。

なんとなく、家庭内でも、肩身が狭い思いをしている方もいるではないでしょうか?

【専業主婦は不安?】

令和6年現在、専業主婦世帯は年々減少傾向にあります。

私たちが子供の頃とは違い、もはや専業主婦は少数派なのです。

引用元 令和5年版厚生労働白書 図表「共働き等世帯数の年次推移」(厚生労働省)

実際、私も幼稚園のママ友は専業主婦が多いですが、高校・大学の同級生はワーキングマザーが多い印象です。

子育てに専念する、というのは自ら選んだ道ではありますが、ふと不安な気持ちがよぎるのも事実。

なんだか社会から取り残されている気分。

ブランクが長すぎて社会復帰はもう無理かも。

子供が手を離れたら、残るのは空っぽの自分・・・?

などと不安に思う気持ち、とってもわかります。

私も専業主婦歴が2年ほど経ったとき、年齢のこともあり(当時33歳)思い悩みました。

下の子が小学生になってから社会復帰すれば良いかとなんとなく思っていたけれど、アラフォースキルなしで就職なんてもはや不可能なのでは・・・?と無性に不安だったのを覚えています。

世間的にも少数派の専業主婦ママ。なんとなく、このままでいいのかな・・・?と感じているママもいるのでは?夫が非協力的かつ育児が大変で・・・といえど、フルタイムで働きながら育児をしている女性もいるよね?という厳しい意見も。

【専業主婦は暇?】

このワード、子育ての苦労を分かっているママなら鼻で笑ってしまいますよね。

しかし私もかつて主人に言われたことがあります・・・(子が2人になると彼は変わりましたが)

ワーキングマザーと専業主婦、どちらも経験してきた私ですが、両者は到底比べられるものではありません。

どっちも大変です。

ちなみに保育園のママ友は、体感で7~8割のママが収入面ではなく自分自身のためにワーママを選択しているという印象でした。

専業主婦なんて絶対無理!ずっと子供と一緒だなんて大変すぎる。

専業主婦って子供のために全力投球できてすごいよね!

そして私もその一人でした。

暇でうらやましいね、なんてことを言うママは一人もいませんでした。

さらに専業主婦ママになった時も、幼稚園や習い事の送迎、暑い日も寒い日も公園で一緒に遊ぶ、など日々育児と家事に追われていました。

仕事をしていた時は、少し早く出社して朝のデスクでゆっくりコーヒーが飲めていましたが、家では全部飲みきれないことが多かったです。

つまりは結局「専業主婦は暇」というワードは、育児をママ任せにしている男性の戯言にすぎません。

家事育児の合間にスキマ時間が多少あるだけで、暇で仕方がない・・・なんてことはありません。しかしながら「専業主婦ママは暇」という世間的評価はいまだに存在します。

【現状に不満がある?】

上記で専業主婦ママに対する世間的評価をあげましたが、これらは私の主観も入っています。

しかし、少しでも今の状況に不安な気持ちを持っている専業主婦ママがいるのであれば、資格取得を是非検討してみてほしいです。

資格取得という目標に向かって、日々自分のために努力する時間をとることは精神的にも必ずプラスになると考えます!

資格取得のメリット

それでは、私が実際に感じた資格取得のメリットをつご紹介します。

【自分に自信がつく】

資格を取得することで「こんな私でも、頑張ればできるんだ!」と強い達成感を得られます。

そして、こんなに頑張れたのだから、私なら仕事も頑張れるはず!と自分に自信がつきます

何事も前向きにとらえられるようになりました。

私なら何だって乗り越えられる!!

さらに、周囲からも「すごい!」「よくがんばったね!」と評価してもらえます。

自己肯定感は爆上がり。益々自信がつきます。

【就活で有利になる】

就活時は、専業主婦だった期間はいわゆる「ブランク」期間となります。

ところが、資格を取得しておくと、家事育児をしながら勉強もして社会復帰の準備を進めていた!という好印象をGETできます。一時は家庭に専念していたとしても、仕事やキャリアのことも真面目に考えてきた人なんだなという評価を得られます。

そして何より、努力ができる人だと認めてもらえるのです。

もちろん資格の難易度が高ければ高いほど、評価は上がるでしょう。

さらに社労士などの士業に関しては、資格をもっていなければできない「独占業務」がある場合が多いです。その場合、実務経験はなくても、実務に対するやる気や事前知識はあると認めてもらえ、採用につながるケースもあります。

実際に私も、実務は未経験でしたが、有資格者であったことと仕事に対するやる気を評価していただき、現在の社労士事務所に採用していただけました。

【フリーランスにもなれる】

これも独立開業できる資格に限られますが、将来的にフリーランスになれるチャンスのある資格もあります。

独立できれば、多少は働く時間や場所の自由がきくので、ママにとっては働きやすい環境を手に入れることも可能です。

会社にしばられず、一人でやってみたい、いずれ起業したいなどの意志をもって資格取得をするママもいます。

資格取得のデメリット

資格を取得したとはいえ、壁にぶつかることも多かったです。

【実務経験の方が重要視される場合が多い】

私は資格試験に合格した後、すぐに就職活動を始めました。

正社員ではなく短時パートを希望していましたし、未経験とはいえ、資格勉強は1年間してきたのである程度の知識は入っているつもりでした。

よって簡単に仕事につけるはずだと考えていました。

ところが実際は、未経験可となっている求人は思っていた以上に少なかったのです。

だいたいの求人は、実務経験2~3年以上が条件となっていました。

やはり30代以上の転職市場では、即戦力となる人材が求められているのだなと痛感しました。

「資格を取得すれば安心!」という考えは危険です。確実にチャンスは広がりますが、その先も決して甘くはなく、努力し続けるぞ!という姿勢が重要となってきます。

【不合格だった時の精神的ダメージが大きい】

難関資格であるほど、勉強期間は長くなります。

そして頑張れば頑張るほど、不合格だった時の精神的ダメージは計り知れません。

家事や育児にも影響は出てしまうでしょう。

しかし、やらない後悔よりやって後悔する方が何倍も意味があるのではないでしょうか。

不合格だった時のことを考えるより、まずは挑戦してみましょう!!!

努力してきた時間は、絶対に裏切りません!資格勉強を通して、あなたには集中力・情報収集力・継続力などが身についているはずです!!

まとめ

私は専業主婦ママだったころ、いつもなんとなく、不安な気持ちがありました。

もちろん、子供たちとべったり過ごすことができているこの時間はとても貴重なものであることはわかっていたので、主人にはとても感謝していました。

そしてなにより、近くで子供たちの成長を見守れる環境を楽しんでいました。

しかし資格取得を決意し、日々自分のために努力する時間を作ることで、より充実した日々を過ごせている気がしました。目標をもって過ごすことが、人間にとってとても重要であると改めて感じたのです。

私は、資格取得だけが専業主婦ママにとって良いとは思っていません。

結局のところ、1年後、10年後、子供が大きくなった後の自分はどうなっていたいのか、自分は何があれば満たされるのかをよく考えて、日々目標をもって過ごすことが重要だなと思っています。

私には今、資格合格の先の、これから達成したい目標があります。

あくまでも、資格取得は手段の一つです。

手段の一つとして、資格取得はとてもおすすめなのでこの記事にまとめました。

過去の私と同じように、今、不安な気持ちを抱えているママの参考になれば幸いです。

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この記事を書いた人

社労士事務所勤務。二児の母。
転勤族のため兵庫→愛知を経て現在は東京在住。
銀行で営業事務を4年経験後、大手損保で営業事務を2年経験。
出産・育児や転勤でキャリアを積み上げることの難しさを痛感し、
子供の幼稚園入園をきっかけに、生涯働き続けられるよう難関国家資格を取ろうと一念発起。
そして令和5年度第55回社労士試験に一発合格。
現在は社労士としての実務経験を積みつつ、海外転勤に備え在宅でも積み上げられるキャリアを模索中。

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